アサーティブネスって何?>アサーティブネスって何?

アサーティブネスって何?


アサーティブネスとは?

  「アサーティブネス(Assertiveness)」の訳語は、「自己主張すること」。
しかし、アサーティブであることは、自分の意見を押し通すことではありません。自分の要求や意見を、相手の権利を侵害することなく、誠実に、率直に、対等に表現することを意味します。

アサーティブトレーニングは、1970年代における人権擁護の思想と女性解放の理論を土台として発展してきました。そして責任を伴った主体的な自己主張・自己表現および交渉の方法論として欧米を中心に、広くマネージメントの場面を中心に取り入れられてきました。現在は、欧米に限らず日本においても、各地の公民館や女性センター、企業内研修や医療スタッフの研修など、様々な分野で広く活用されています。

長年身につけた習慣や態度はなかなか変えられません。自分のコミュニケーションパターンに気づき、それを変えていくためには、練習が必要となります。それが、アサーティブ・トレーニングなのです。トレーニングの中では、実践的なロールプレイをくり返しながら、自分の要求と感情を適切に表現する方法を身につけていきます。私たちが学ぶのは、よりよい人間関係をつくるためのコミュニケーションです。


アサーティブネスの4つの柱

  アサーティブには、人と向き合いコミュニケーションを取るときの大事な柱があります。「誠実」「率直」「対等」「自己責任」の4つの柱です。アサーティブネスとは、この柱を自分の中にしっかり持った上で人と向き合う姿勢のことを意味します。


コミュニケーションパターン

  私たちが日常生活のなかでついとりがちなアサーティブでないコミュニケーションのパターンには、次の3つがあります。

・人に食ってかかる攻撃的なタイプ(攻撃的)
・自己犠牲的で、ふみにじられても黙っているタイプ(受身的)
・攻撃性を隠して相手をコントロールするタイプ(作為的)
それに対して、自分の気持ちと意見を誠実に、率直に、対等に伝えられるタイプをアサーティブであるといいます。


アサーティブネスを支える人権思想

  アサーティブネスとは、自分も相手も大切にした、誠実で率直で対等なコミュニケーションの方法論です。アサーティブネスの思想そのものは、1970年代のアメリカにおける人権擁護の思想と女性解放の理論を土台として発展してきました。それまで「セカンド」として自分を誰かの次においてきた女性たちが、自分のことは自分で決める、誰かのために生きるのではなく自分自身のために生きるということを、意識的に選択し始めたことが始まりでした。アサーティブネスは、私が私らしく生きることは基本的人権であるという思想なのです。

アサーティブジャパンではアサーティブネスで語られる権利を、「12の権利」としてとり扱っています。
これは、私たちが自分自身でいるための基本的な原則であり、他人とのよりよい関係を築くための土台となります。

ここで語られる権利とは、自己責任を伴っています。自己責任を欠いた自己主張は決してアサーティブではありません。自分の権利と責任をしっかり認識した上で、はじめて対等で誠実なアサーティブなコミュニケーションは成り立つのです。



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