こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の
牛島のり子(牛やん)です。
今回は、昨年(2009年)秋に行った、
アン・ディクソンさんによる
「トレーナー会員向け2日間ワークショップ「セクシュアリティ」のことを書きたいと思います。
ワークショップでは、セクシュアリティをめぐる社会状況についてさまざまなワークを重ねたあとに、小グループに分かれて
「老い」について取り組むことになりました。
こういうテーマで話し始めると、どうしても話の方向がネガティブなものになりがちです。
目が悪くなった、皺や白髪が増えた、腰が痛くなった、記憶力が落ちた、なんてのは序の口。次々に口をついて出てくるのは、老いていくことへの不安や悲しみ、怒りや葛藤、などなどのネガティブな感情です。
この社会の中で老いていくことを考えると、
これほどまでに素敵なイメージを持ちにくいものか、ということを痛感しました。
しかしそこはアサーティブネスのワークショップ。お互いに話がはずむ(?)につれ、「そうそう!」という
共感の声、
笑いの渦、
異なる視点が次々と出されては再び共感しあい、話は多方面におよび深まります。
最後には「
老いていくのもけっこう楽しみじゃん!」と思えるようになったから不思議です。
ワークの最後に、
アンさんはこんなふうにおっしゃいました。
「老いは、『生理』と同じようなもの。
それをどのようなまなざしで見るかにかかっている。
それを『恥』と見るか、『誇り』と見るか。
いつだって私たちは、その見方を選択することができる。
そう、いつだって!」老いていくこと自体は変えることができない。
しかし、老いていく自分を恥ずべき存在として貶(おとし)めるか、誇りを持って慈(いつく)しむかは、自分で選ぶことができるのです!人間って、それほどまでに自由な存在なんだって、心からうれしくなった一日でした。