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トレーナーブログ

みなさんにトレーナーをもっと身近に感じてもらうために、日々の雑記をアップしていきます。
ここではあまりかしこまらずに、趣味や、旅先での出来事、日常のちょっとしたエピソードなどを、トレーナー自身も気軽にそして楽しみながら書いていきたいと思います。どうぞお楽しみに!!

老いていく私を祝福する

カテゴリー:牛島のり子

2010.02.12

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子(牛やん)です。

今回は、昨年(2009年)秋に行った、アン・ディクソンさんによる「トレーナー会員向け2日間ワークショップ「セクシュアリティ」のことを書きたいと思います。

ワークショップでは、セクシュアリティをめぐる社会状況についてさまざまなワークを重ねたあとに、小グループに分かれて「老い」について取り組むことになりました。

こういうテーマで話し始めると、どうしても話の方向がネガティブなものになりがちです。

目が悪くなった、皺や白髪が増えた、腰が痛くなった、記憶力が落ちた、なんてのは序の口。次々に口をついて出てくるのは、老いていくことへの不安や悲しみ、怒りや葛藤、などなどのネガティブな感情です。
この社会の中で老いていくことを考えると、これほどまでに素敵なイメージを持ちにくいものか、ということを痛感しました。

しかしそこはアサーティブネスのワークショップ。
お互いに話がはずむ(?)につれ、「そうそう!」という共感の声笑いの渦異なる視点が次々と出されては再び共感しあい、話は多方面におよび深まります。
最後には「老いていくのもけっこう楽しみじゃん!」と思えるようになったから不思議です。

ワークの最後に、アンさんはこんなふうにおっしゃいました

「老いは、『生理』と同じようなもの。
 それをどのようなまなざしで見るかにかかっている。
 それを『恥』と見るか、『誇り』と見るか。
 いつだって私たちは、その見方を選択することができる
 そう、いつだって!」


老いていくこと自体は変えることができない。
しかし、老いていく自分を恥ずべき存在として貶(おとし)めるか、誇りを持って慈(いつく)しむかは、自分で選ぶことができるのです!
人間って、それほどまでに自由な存在なんだって、心からうれしくなった一日でした。

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なぜトレーナーになったのかというと

カテゴリー:牛島のり子

2009.12.17

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 こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子(牛やん)です。

 いよいよ来春からアサーティブネス・トレーナ養成講座(第8期)がスタートします。
すでにたくさんの方々からお問い合わせをいただいており、「アサーティブネスの伝え手」への関心の高さにとてもうれしく思っています。

 そういう私ももちろん、過去のトレーナー養成講座修了生の一人です。
 私が受講したのはもう10年近く前のことになるでしょうか。当時私は2歳と5歳の子育て真最中であり、子どもを保育園に預けてパートタイムで働く日々。お金はないし時間も余裕もないし、そんな状態で養成講座に申し込むかどうか、私自身とても悩んだことを覚えています。
 手がかかる小さな子どもが二人もいて、1年近く続く講座に毎月通えるのだろうか? その間、夫に協力を頼めるだろうか? 決して安くはない受講料をどうしよう?(当時は養成講座の奨学金制度はありませんでした)
 そして、今ほど知名度もなかった「アサーティブネス」というマイナーな(笑)コミュニケーションの方法論の伝え手になったからといって、一体私の何が変わるというのだろう?・・・などなど。

 応募の締切は迫れど迷い続けて結論は出ず、とりあえず応募書類に参加動機を書き始めることにしました。まずは何も考えず、「私がなぜアサーティブネスの伝え手になりたいかというと・・・」と書き出したところ、意外にもあとからあとから言葉があふれてきて、止まらなくなりました。これには自分でもほんとうに驚きました。

 当時新聞紙上では、幼い子を持つ母親が、幼稚園に通うわが子のお友達を殺してしまった事件の話題でもちきりでした。
 子育てに行き詰まり、周りからの評価に苦しみ、母親同士のつきあいに悩み、誰にも相談できずにひとりで思いつめていた彼女のような母親が、もしアサーティブネスを知っていたら・・・。ひょっとしたら、身近な誰かに相談できたかもしれない。気持ちを伝えたり、助けを求めたりと、何らかのSOSを発信できたかもしれない。「ダメな母親でもOKなんだ」「自分なりによくがんばっている」と、自分を認めることができたかもしれない。
・・・そんなことを応募書類上ではじめて言葉にしてみてはじめて「やっぱり私、アサーティブネスの伝え手になりたい」という自分の強い気持ちに気づきました。

 あれから10年近い年月がたとうとしています。
 あのとき養成講座への参加を決断して、ほんとうに良かった!と思います。今ではアサーティブネスを伝える動機は、以前よりさらに幅が広がってきましたが、原点はやはりあのときのあの気持ちにあるなあ、としみじみ思う今日この頃です。

 今迷っているあなた、その一歩を踏み出してみませんか?

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いのちが豊かなまち

カテゴリー:牛島のり子

2009.09.11

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090801_133359.JPGこんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子(牛やん)です。

8月のはじめに、三重県の志摩市に行ってきました。
地域に根ざして子育て支援を行っている市民活動グループ「しま子育て応援団」からのご依頼で、アサーティブネス講座を担当するためです。
三重県には仕事でたびたび訪れていますが、伊勢志摩地域に私自身が足を踏み入れた(?)のは、生まれてはじめてのこと。
その豊かな自然と澄んだ空気、そして広い空(ほんとうに空が広いんです!)に、すっかりファンになってしまいました。

講座の休憩時間に、参加された皆さんやスタッフの皆さんとわいわいおしゃべりしていると、「野菜やお魚のいただきものを断るのがなかなか難しいのよねというお話に花が咲きました。東京近郊でももちろん同じような話題は出るのですが、話をきいてみると、とにかくそのスケールが東京とはずいぶんちがうのです! 

庭にたわわになったきゅうりや果物、いただいたたくさんのお魚、育ちすぎて巨大化した野菜など、豊かに育った作物(いのち)たちを、「さあどうぞ」「どんどんどうぞ」と互いに分かち合っている光景に、「なんて豊かなんだろう・・・」と、私はほれぼれお話をきいていました。

東京に住んでいると、野菜やお魚は「お店で買うもの」だし、庭で育てたきゅうりやトマトなんかひょろひょろでとても人にあげられたものではありません(うちだけかしら・・・?)。
ましてや、となりに住んでいる人がどんな人かよくわからないなんてこともよくあること。ご近所に「さあどうぞ」とおすそわけするのにも、迷惑かも?なんて、つい気を使ってしまったり。。。これって「豊か」とはいえないよなあ~と、しばし考えてしまいました。

「いのちが豊かなまち」
志摩のまちとそこに暮らす人々は、そんな感じでした。今度はぜひ家族で訪れたいな、と思った素敵なまちです。

ちなみに今回講座をご依頼いただいた「しま子育て応援団」は、子育て支援の一環として、毎年アサーティブネスの講座を開催しているとてもユニークなグループです。スタッフの皆さんが協力し合って活動している姿勢も感じられて、あったかい気持ちになりました。今後の地域でのご活躍に、ここ東京の地からエールを送っています。

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おこだでませんように

カテゴリー:牛島のり子

2009.07.15

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子(牛やん)です。

最近、友人たちの間で話題になっている絵本があります。

「おこだでませんように」くすのき しげのり:著 小学館:発行)という題名の、小学校低学年向きの絵本です。
うわさを聞いて、書店でなんとなく手にとって読んでみました。

「ぼくはいつもおこられる。
いえでもがっこうでも...。
きのうもおこられたし、きょうもおこられている。きっとあしたもおこられるやろ...。
ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。
ぼくは...「わるいこ」なんやろか...。」
      (出版社からの内容紹介より)

そんなおこられてばかりの少年の物語です。
いつもまわりに悪い点ばかりを指摘され、誤解されてばかりの少年の心の内側が伝わってきて、
思わず涙ぐんでしまいました。

家庭や学校にかぎらず職場でも、相手をおこる(いわゆる「ダメ出しをする」「改善点を伝える」)ということは、よくあることでしょう。
しかしそんなときに、自分が相手をどんなまなざしで見ているかに、私たちは案外鈍感なのかもしれません。

 「なんてダメな奴、またこんなことして・・・」「まったく困った人」etc・・・自分が相手に貼り付けた、そんなレッテルの数々を1枚1枚はがしていくこと。
そのうえで、相手の話に充分に耳を傾けられる心の余裕を持っておくこと。
それが、相手を真に大切にしてアサーティブに向き合う第一歩なのでしょう。

世界中の子どもたちが、そして大人たちが、
『ぼくは...「わるいこ」なんやろか...』
というつぶやきから自由になれますように。
そして自分自身も、相手を卑下するまなざしから解放されて、人を人として大切にできますように。

そんなことを感じた絵本でした。
ちなみにこの少年、絵本の後半で、天に向かって素敵な願いを打ち明けます。
それは、読んでのお楽しみ。
夏休みに、お子さんと一緒に読むのもいいですね。

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方言とアサーティブネス

カテゴリー:牛島のり子

2009.05.21

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子(牛やん)です。
この仕事をしていると、ありがたいことに日本全国いろんな土地に行ってアサーティブネス講座を担当させていただく機会にめぐまれます。

講座の種類によっては、参加者の皆さんにロールプレイ(実際に場面を設定してアサーティブに伝える練習)を体験していただきます。そんなときの私のひそかな楽しみは、その地方のリアルな方言(?)によるロールプレイが体験できることなのです。

その土地独特の方言は、東京の言葉とはまたちがった味があり、会話をきいているだけでその人の生活のにおいや、人間味を感じるあったかい瞬間でもあります。

ずいぶん前の某地方における講座でのことです。講座冒頭からエネルギーあふれるリアル方言(?)が飛び交い、参加者の皆さんは大変な盛り上がりようです。
ところがいざアサーティブネスのロールプレイをやってみると、なぜか皆さんNHKのアナウンサーかTVドラマの俳優さんみたいな言葉遣いになってしまいました。
「このお仕事を手伝っていただけると、私とってもうれしいですわ」
みたいな(笑)。

「ひょっとして、ふだんもそんなふうにしゃべっているんですか?」ときくと、皆さん大笑いして首を振ります。どうも「アサーティブに伝えよう」と思うと、「いつもとちがう言葉遣いで、きれいにスマートに伝えなきゃ」って思われがちみたいですね。

しかし、もちろんそんなことはありません。
アサーティブネスの原則を意識しながらも、どうぞありのままの『自分の言葉で』しゃべってほしいのです。
「この仕事ば手伝って欲しいっちゃけど、どぎゃんやろか?」(←九州の某地方バージョン)みたいな。
誰か他の人の言葉を借りてきてしゃべる必要はありません。
大事なのは『あなた自身の言葉』で、自分も相手も尊重できる伝え方ができること。

アサーティブネスって、そんな人間くさい『生きた言葉』で伝えあうコミュニケーションのことなんです。

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