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トレーナーブログ

みなさんにトレーナーをもっと身近に感じてもらうために、日々の雑記をアップしていきます。
ここではあまりかしこまらずに、趣味や、旅先での出来事、日常のちょっとしたエピソードなどを、トレーナー自身も気軽にそして楽しみながら書いていきたいと思います。どうぞお楽しみに!!

若い人は大人の対等感を映しだす鏡

カテゴリー:矢田早苗

2013/04/10

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こんにちは、アサーティブジャパン専属講師の矢田早苗です。

日頃、自治体や病院、企業など、いろいろなところへ研修に伺いますが、昨年度よりある短期大学の授業を長期にわたり担当させていただきました。

対象となる学生はある学科の1年生と2年生。前期の選択科目で「アサーティブコミュニケーション」を選択してくれた学生24名が集まりました。最初はぎこちない雰囲気がありましたが、自然と打ち解けて最後のほうでは学年を超えて本音で話をしてくれるようになりました。

毎回、私はこの授業が楽しみで楽しみで、「みんなになに話そうかな」とワクワクしながら通いました。もちろんメインの話はアサーティブですが、生徒の興味がわくように、恋愛の話や就職の話、家族との話を自分のリアル事例を交えながら話しました。各回は短い一コマの授業時間ですが、生徒に飽きずに集中してもらうためにはこちらも真剣勝負です。失敗談や恥ずかしい話、今現在葛藤していることなど、等身大の自分で向き合いました。

そうすると不思議なことにテキストにそって話をしているときよりも、生徒たちの目がキラキラと輝くのです。居眠りする子もいないし、私語もありません。授業の終わりに書いてもらうアンケートには「実は私も...」と自分の話を書いてくれたりもします。

授業を通じて学んだことは、若い人たちは大人の対等感を映しだす鏡であるということ。こちらがどう向き合うかによって、返ってくるものが変わってきます。決して見下すことなく、しかし教える立場に威厳をもって真剣に向き合えば、時間がかかったとしても信頼関係が築けるのではないか、ほんの1ミリ程度の興味かもしれないけれど、なにかしらのアサーティブのカケラが心に届いているのではないか、そんな希望をもてた日々でした。

今思えばあっという間の数カ月でした。一人一人がいとおしく、今でもよく顔を思い出してはひそかにエールを送っています。遠くからがんばって通っていた子、バイトを2つも3つもかけもちしていた子、就活のことで悩んでいた子、ほかにも彼氏のこと、友達のこと、親のこと、いろんな悩みを抱えながらも彼女たちは輝いていました。

きっと長い人生、つまずくこともあるでしょう。失敗したり間違ったり、つらくてどん底に落ち込んでしまうこともあるかもしれない。それでもOK! 間違いを素直に認めたりまわりに助けを求めたりしながら、アサーティブとともにぼちぼち歩んでいってくれればいいなと思っています。これからの彼女たちの人生にいつもアサーティブがありますように...。心から応援しています。

そして今年度も新しい学生たちが入り、アサーティブの授業が始まります。
どんな出会いがあるのか、今からわくわくしています。

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「俯瞰(ふかん)する視点」 ―トレーナー研修より―

カテゴリー:堀田美保

2013/03/18

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こんにちは。アサーティブジャパン認定講師の堀田美保です。

先日、アサーティブトレーナー対象のフォローアップ研修に参加してきました。
毎回様々なテーマでスキルアップに取り組むのですが、今回のメインテーマは、体を使って表現することを通じて、身の回りにある問題を考えてみようというものです。

6人程度のグループで「変えたいと思っていること」を出し合い、その中からテーマを1つ選びます。
社会のこと、自分のこと、なんでもOKです。

手順は以下の通り。

(1)問題のショット作り
そのテーマについての現状を「写真で切り取る」とどんな光景になるか、グループメンバーで表現します。

たとえば,「会社でのパワハラ」という問題だと、
     ある日のオフィス
     課長が,新人のAさんを呼びつけて罵詈雑言を浴びせ叱り飛ばしている
     離れたデスクでは同僚がビクビク。でも知らないふり

その瞬間をみんなで表現します。

(2)解決のショット作り
そのことが解決されたときには、どんな風になっていて欲しいのか、やはり、同じように表現します。

     課のみんなが,円陣を組んで肩を抱き合い
     「がんばろー!」と一丸になっている

(3)過程のショット作り
(1)から(2)に至ったのは、どんなことが起きたからか、を表現します。

     同僚が薦めてくれた社内のコーディネーターが間に入り、
     課長と新人Aさんが,話し合いの場をもっている
     課長が言い過ぎたという気持ちを持ち始めた。解決に向けての第一歩
     部署では同僚が心配して、そわそわ

(1)から(3)を順に作り発表していきます。

誰が、どこにいて、どんな表情でいるか、どんなことを感じていて、何を言うか、
メンバーで、あーでもない、こーでもないと、細かなところまで決めていきます。
いろいろな案が飛び交い、作業自体とても楽しいものですが、楽しいだけではなく、多くの気づきがありました。

中でも、最大の気づきは、

        1つの問題には、多くの人がからんでいる

ということ。

私達が何かをなんとかしたいと思うとき、どうしても,「問題の人」を思い浮かべ、
その人に怒りを感じたり、変わってほしいという要求をつきつけたりします。
アサーティブ・トレーニングでは、通常、誰か特定の人に対するコミュニケーション、つまり1対1の対話を練習するので、どうしても自分とその相手に意識が集中します。

でも、このワークでは、グループメンバー全員が何かの役をする、というルールがあるために、
いくつもの役を考えなければなりません。
つまり、当事者以外の存在に意識を促されます。

たとえば、パワハラは課長と新人Aさんだけの問題ではなく、
        見て見ぬふりをする同僚B、C
        課長のやり方に賛同するおつきの部下D
        課長にノルマを強いる上司E         など、

多くの人が絡んで成立している現状であることに気がつきます。
それは、解決や過程のショットでも同じです。
それぞれの人に、何かできること、やらねばならないことがあるのです。

この「過程のショット作り」では、パワハラに直接的間接的に関わった多くの人たちが、それぞれどんなアクションを起こすことによって解決に結びつくことができるのか、を真剣に議論し表現しました。

アサーティブ・トレーニングの中で、自分に向き合う時は、主に、
対象に近寄り五感を活用してじっくり見つけ出す、いわば「虫の目」。

このワークショップでは、主に、
高い所からより広い範囲を俯瞰し、さまざまな場所や状況に視界を広げる 「鳥の目」。

この2つの目、両方が問題をとらえ、解決を探るには不可欠である。
そんなことを改めて確認した週末でした。

ちなみにビジネスでは、
     世の中の流行や時間の流れを感じとる「魚の目」や、
     固定観念から抜け出て物事を反対から見る「コウモリの目」なんていうのも、
     重要とか!

いろいろな目が使えることは有用そうですね。


※なお、このワークショップはthe Philippine Educational Theater Association (PETA) によるプログラムにヒントを得て行われたものです。アサーティブジャパンではPETAとの交流があり、これまでフィリピンより二度トレーナーを招いてワークショップを開催した実績があります。

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コミュニケーションの半分の責任

カテゴリー:竹崎かずみ

2013/02/19

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみです。

先日、とある企業のアサーティブ研修を担当させていただきました。
当日参加されたのは、多数の部下を持ち、責任ある立場で多忙な管理職の男性の方たちでした。
アサーティブジャパンの特徴的な研修プログラムのひとつとして、小グループの中で実際の場面を再現し、「伝え方の練習」を繰り返しする「ロールプレイ(役割劇)」があります。そのロールプレイでの感動的なできごとを、お伝えしたいと思います。

管理職の方から出るコミュニケーション上の問題の一つに、「部下に注意や質問をしても『はい、わかりました。すみません。』と答えるだけで意見を聞き出せない。何度聞いても回答がないので、問題も解決できず、つい最終的には怒鳴ってしまう」。というお話を良くお伺いします。
参加者のAさんも「本当に困っている」と、その事例にチャレンジされました。

一回目の練習では、Aさんは通常のように怒鳴ってしまう事はなかったものの、やはり部下役を演じてくれた部下Bさんの態度は「はい、すみません。」での終了となりました。その部下役のBさんからAさんへ、「なぜ?どうして?と、次々にAさんが話されるので、答える時間がなかった。質問した後に少し間をおいてもらえると話やすいと思う」と提案。

私が感動したのは、この提案を聞いてのAさんの発言でした。
「部下役のBさんが本物の部下そっくりで、私の部下をご存じなのではと思うほどでしたが、私の言い方が部下役を作り上げ、質問に答えて欲しいと思いながらも、私の態度が部下を黙らせていたのですね」。

そのAさんの気づきの結果、次の練習で大きな変化がおこりました。Aさんは「なぜ!どうして!」と矢継ぎ早に相手を責めるのではなく、ゆっくりと「理由が聞きたいんだ」と伝え、一呼吸おき部下の発言を待ったのです。
すると部下役のBさんもゆっくりと、「実はこの間、」と言って理由を話し始めました。

相手の行動を責めるのではなく、自分の言い方や態度の癖に気付き、自分の行動を変ることができたAさん。グループからは拍手の嵐がおこり終了しました。

本当に忙しい業務をこなし、なおかつ「部下のこころのケアや育成」のためにと頑張っている管理職の方の、前向きで、誠実な姿勢に感動しました。

これからも「皆さんの誠実さと思いやりを応援していきたい!」とこころから感じた一日でした。

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社交的でなくてもOK

カテゴリー:牛島のり子

2013/01/16

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の牛島のり子です。

「日常会話でちょっとした気の利いた会話ができるようになりたいんですけど、アサーティブトレーニングで上達しますか?」
「学校の友だちと会話がはずまなくて気まずい時があるんです。アサーティブを学んだら社交的になれますか?」

時々そんな質問を受けることがあります(特に10代~20代の若い方々から)。
そのたびに、楽しい会話が無理なくできるようなそんな社交性を身につけたいという方が結構いらっしゃるのだなーと思うのですが、かくいう私も昔はそうでした。

会話上手になりたい、この人と話すと楽しいって思われたい、長い間そんな社交的な人に憧れてきました。

私はどちらかというと、休みの日は家で昼寝をしていたいタイプだし、みんなでわいわい騒ぐよりはひとりで本でも読みながらまったりしたいタイプ。
近所の人たちとも世間話・立ち話で盛り上がるということはほとんどなく、どちらかというと世間話は苦手部類。
お世辞にも社交的とはいえません。

こんな私がアサーティブを学んで良かったと思うことの一つは、

「社交的でない自分も素敵。そのままでOK」

と思えるようになったことでしょうか。

昔は「会話上手で明るくて、社交的でなければ人としての魅力や価値がない」とまで思いつめていたことが、今ではそのままの自分をリラックスして受け入れることができます。
その違いはとても大きいなあ、と思うのです。

たとえ社交的でなくても明るいキャラでなくても、伝えたいこと・伝えるべきことを相手を尊重して率直に伝えられること。

そんなアサーティブに出会って本当に良かったと思う今日このごろです。

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新しい私への準備

カテゴリー:中野満知子

2012/11/06

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kouyou.jpg親愛なる人が私に言った。
「そろそろ脱皮したがってるように見える」

すっかり脂肪がのって膨らんだ私の体のことではない!

何も指標のない場所では北極星を目印にして進む方向を確かめるが、
私の北極星は時々雲に隠れて見えなくなる。

まっすぐに進んでいるつもりが、いつの間にか微妙にずれていて、
軌道修正が必要になる。

そんな時期の愛ある助言は、新たな道標となり、私を励ましてくれる。

ついこないだまで青々と茂った葉もその色を変え、
やがてすべての葉を落とす季節がやってきた。

が、その根元には、すでに硬い新芽が見えている。
寒い冬を乗り越えて、近い将来やってくる春への準備に違いない。

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