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トレーナーブログ

みなさんにトレーナーをもっと身近に感じてもらうために、日々の雑記をアップしていきます。
ここではあまりかしこまらずに、趣味や、旅先での出来事、日常のちょっとしたエピソードなどを、トレーナー自身も気軽にそして楽しみながら書いていきたいと思います。どうぞお楽しみに!!

話し合う選手たち

カテゴリー:矢田早苗

2013/11/21

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こんにちは、アサーティブジャパン専属講師の矢田早苗です。

「コミュニケーションが大事」という言葉はいろいろなところで耳にしますが、私が最近注目しているのはスポーツにおけるコミュニケーションの重要性です。

私はスポーツの中でもサッカー観戦をするのが好きです。昔はサッカーにまったく興味がなかったのですが、2010年南アフリカワールドカップをきっかけに日本代表の試合は欠かさず観るようになりました。

そのきっかけとは、選手同士が本音で話し合うミーティングの時間を持ったという新聞記事を読んだことです。ベスト16にまで躍進した背景には、コミュニケーションの力があったのかと、アサーティブの講師をしているせいか非常に感動し、一気に応援する気持ちに火がついたのです。

大会前の合宿でベテラン選手(キーパーの川口能活選手)がチームを集め、お互いの考えを率直に語り合う時間を持ち、1時間以上かけてベテランから若手までが率直に本音を語りあったそうです。

当時の新聞にはこのように書いてあります。(朝日新聞2010年6月14日
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「15分で充分」と川口がみた議論は1時間を超え、結論は出なかった。ただ、それでもよかった。「腹を割ってサッカー観をぶつけ合えた」。翌日の練習後から、中盤の要の遠藤保仁(ガンバ大阪)を中心に車座が何度もできた。「疑問はその場で解決」(遠藤)との思いだった。
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結論も大事だけど、ここで良かったのはこのミーティングによって選手間の対話の扉が開かれたということではないでしょうか。

選手同士ポジションも違えば、経験年数も違う。それぞれのサッカーに対する考え方や価値観も違うでしょう。そこで遠慮したり、声に出さずに意見を飲み込むのは簡単です。でも、選手たちは話し合いによって一度開いた扉を上手に使い、率直に話し合うことを恐れずにやり続けた。それが、風通しの良さを生み、チームの連携力を高めたのではないかと思います。

2013年コンフェデ杯でも、惨敗したブラジル戦の後、選手たちはまた話し合います。どうすれば立て直せるかを必死に模索しながら意見を交わし、結果、負けはしたものの、見事に次のイタリア戦では連携力を高めて素晴らしいプレーを見せました。話し合いの成果が随所に見られるとても見応えのある試合でした。

一方、話し合いによってチームの連携がより花開くのではないかと期待を抱かせる選手たちがいます。2013年東アジアアップで日本代表に招集されたJリーグの選手たちです。

このときは、いつもの海外で活躍している選手は呼ばずに、Jリーグの選手だけを集めました。初顔合わせの選手が多かったせいか、チームの連携力はいま一つ。きっと試合を通じて、世界の壁にぶつかり、もっとこうすればよかったという悔しい思いや、もっとこうしてほしいというチームメートへの要望を山のように感じたことでしょう。ぜひそれを選手同士話し合うことによって、プレーの質を高めると同時に連携力を高め、世界に向けて活躍してほしいとひそかに期待しています。

これはスポーツだけに限らず、組織においても同じことが言えると思います。
自分が所属する組織も見方を変えれば一つのチームです。それは会社かもしれないし、サークルの仲間かもしれないし、家族かもしれない。

そこで一人一人が対話の扉を開く努力を重ね、相手を責めずに話し合うことができれば、さまざまな問題解決の糸口が見つかるのではないでしょうか。そこにぜひアサーティブを使ってもらえたらいいなと思っています。

次は2014年ブラジルワールドカップ! これからもコミュニケーションという側面から、日本代表を応援したいと思います。

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ウソをつかずに感情を表現すること

カテゴリー:竹崎かずみ

2013/10/16

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こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみです。

我が家は以前より、海外からの留学生を、短期では1週間、長期では1年間のホームステイ先として受け入れてきました。

昔も今も彼らは、たくさんの事を私に教えてくれます。
もう15年位前でしょうか(アサーティブに出会う前の事です)。
帰国間近の留学生のお土産を買いに歩き回り、夜遅く自宅に着いた時のことです。
何気なく留学生に「疲れた?」と聞いてみたら、「1日歩いたし、本当に疲れた~。」の一言。その発言に私はとても驚き、(えー、「疲れた」って言っちゃうの? あなたのお土産を買いに行ったのに!)と心の中でつぶやきました。

私が逆の立場だったら、自分のために時間を割いてくれた人の気持ちを考えすぎて、疲れていても「大丈夫!」と満面の笑みで答えていたと思います。
なのでそのとき留学生から「あたなは?」と同じ質問をされた時、くたくたに疲れていたにもかかわらず、「私は大丈夫。疲れてないよ。」といつものクセでそう返事をしてしまったのです。

小さい時から「疲れた」と言うと、「子どもは疲れないの!」と両親から注意を受けた体験も影響しているかもしれません。

留学生の率直な言葉の直後だったので、自分の発言に今までにない「後味の悪さ」を感じたことを覚えています。その後「アサーティブ」に出会い、学びたいと思った理由の1つには、彼らとのこんな日常的なやりとりが心に強く残っていたからです。

「あなたのせいで」と相手を責めるのではなく、「私が」こう感じている、と自分の責任で感情を表現することは、「自分も相手も大事にする自己表現」であることを学びました。
その後も自分自身が無理をしすぎることなく留学生たちのサポートを続けられたのは、アサーティブのおかげです。

先日も再び日本を訪れてくれた元留学生からの「今日は疲れてる?」の質問に、「仕事帰りだからすごく疲れてる。明日も仕事だから、今日は8時でバイバイね。」と率直に伝えて別れました。

自分に嘘をつくことは相手に対しても不誠実だし、自分に嘘をつかず誠実になることこそが、相手と長く良い関係を築くことなのだと実感しています。

言葉や文化の違いがあるからこそ、曖昧ではなく率直に、そして誠実に。
これからも彼らと関わっていきたいと思います。

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眠れない夜をすごす、大切なあなたへ

カテゴリー:中野満知子

2013/09/03

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lavender.jpgこんにちは。アサーティブジャパン認定講師の中野満知子です。

先日ある会合に参加した時、ロビーに売られていた商品に目がとまりました。

「ラべンダーポプリの枕」・・・

それは手のひらサイズで、ラベンダーの花びらが布につつまれた小さな包み。ラベンダーの香りはリラックス効果があり、睡眠をさそうといわれています。
そのときとっさに、この頃眠れぬ夜を過ごしているという大事な人を思い浮かべ、購入しました。いろんな模様の中から、私は大きな白モクレンの花が描かれたのを選び、その人に贈ろうと考えたのです。

人が眠れぬ夜を過ごすにはいろんな理由あります。

私も長い間眠れずに、悶々と過ごした日々がありました。
どう乗り越えてきたのかといえば、原因となる出来事を、丁寧にみじんも責めることなく、ただ「うん、うん」と心に寄り添い、聴き続けてくれた仲間のおかげと思っています。
 
具体的にその人に何が起こっているのかは想像するしかないのですが、社会的弱者の方たちを支援する施設でありながら、経営方針と現場で起きていることとのかい離が激しいことに原因がありそうです。

支援する立場の人が、その働き方で疲弊し、使い捨てにされてゆく・・・
もちろん、しっかり自分の意見や考えを主張することは大事なことですが、残念なことにそうした人ほど、組織の中では孤立することもあるようです。

子どもを育てながら、お年寄りの世話をしながら、また働く人の権利も守ろうと一人何役もがんばってきたその人も、ついに心が折れそうな今を迎えています。
痛んだ身体が復活するまで、せめてぐっすり眠ってもらいたいと、私の気持ちが届くことを願っています。

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相手の人生に想いを馳せる

カテゴリー:桜沢信江

2013/08/06

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こんにちは。アサーティブジャパン認定講師の桜沢信江です。

今回から「トレーナーブログ」に参加します。どうぞよろしくお願いいたします。

私は約3年前から義母(86歳)と同居を始めました。とても健康で自分の楽しみを多く持ち凛としている女性です。

永遠のテーマ、嫁と姑。うちも正直色々ありますがまぁまぁ上手くいってる方だと思います(笑)。
一緒に暮らし始めた当初は自分とは違う義母の習慣を見て「え?」と理解に苦しんだり、仕事を持っている私に向けての何気ない一言がグサッときて落ち込むということもありました。

そんな時私は、義母の人生に想いを馳せることを意識するよう心がけてきました。

義母も嫁の役割の時代が長くあったわけで、自立した職業人だった彼女が自らの決断でそれを手放し、専業主婦として慣れない大家族の中で生活してきた苦労は計り知れません。彼女にも様々な歴史があり懸命に子育てしながら生きてきた同じ一人の女性だという視点を持つことで、対等に向き合え思いやりの気持ちもわいてきます。生まれ育った環境や過ごしてきた時代が違うのですから考え方や価値観は違って当たり前。義母の背景もひっくるめて理解しようと努めながら自分の気持ちを率直に伝え、そしてお互いが歩み寄れる所はないか気軽に話をしてみる、今ではそんなことが普通に出来るようになりストレスを抱えることが減りました。

もちろんすぐに気軽に話し合える関係になったわけではありません。感謝の気持ちを言葉にしたりプラスのメッセージを惜しみなく伝え続けてきたことが功を奏したのだと思います。

「毎日お洗濯ありがとうございます。ほんと有り難いです」
「お土産のおまんじゅう、嬉しいなぁ。私あんこ大好きなんです」
「今日の洋服、ちょっとしたフリル使いが大人かわいくて素敵ですね」
「私の体のこと心配してくれたんですね、ありがとうございます」
「お互い今日も元気に過ごせてよかったですよね、おやすみなさい」 etc.

本当にちょっとした声掛けですが家の中で会話も笑顔も増えています。これは義母だけでなく家族や身近な人にこれからも意識し続けていきたいことです。

日々色々な出来事が起こりますが、私が成長できる場を提供してくれている義母の存在に感謝しながら、これからもアサーティブな同居ライフを楽しみたいと思います。

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「集団の中の自分」と「ひとりの人間としての自分」
~映画「ウィ・アンド・アイ」を見ました

カテゴリー:谷澤久美子

2013/07/04

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皆様、お久しぶりです。アサーティブジャパン認定講師、静岡在住の谷澤久美子です。

「The We and The I(ウィ・アンド・アイ)」というティーンエイジャーたちが主人公の映画を見てきました。

ニューヨークのブロンクスの高校から、子どもたちが飛び出て、次々とバスに乗り込みます。

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映画の舞台は、学年が終わり長い休みに入る日のバスの中。
市営のバスの中を我が者顔で乗っている高校生たちに、最初は腹立ちまくりの私。一番後ろの席に座っている小学生を座席からはがすようにどかせ、「俺らの席だから」と陣取ったり、それを注意する年を重ねた女性にセクハラまがいのふるまい。子どもの食べているプリンを横取りするし、大きな声であけすけな事をしゃべるし、顔に傷のある男性をからかい、赤ちゃんの前でタバコは吸うし、見てられない彼らの姿。

でも実はそれらは「The We」でいる時の彼ら。
集団でいる時は、その集団の中にいる自分をやるしかない、これが彼らの日常をやり過ごす方法なんだということが、一人また一人と仲間が降りていく度に、ちょっとずつあきらかになっていき、私はだんだんせつなくなっていったのです。

ティーンエイジャーの時代は、とにかく集団の中に自分の居場所を確保することが最優先。「素の自分自身」よりそっちの方がよっぽど大事なんですね。

バスは最後2人になります。2人になった時の一人一人は「The I」同士。さっき秘密の話をばらしたことを謝り、さんざん馬鹿にした詩や絵を認め合い、死んでしまった仲間を思って慰め合います。

この映画のテーマを3つのアサーティブな視点で考えてみました。

「集団の中にいる時の自分」と「素の自分自身」の間にズレがあると、なかなか生きづらいのが人生。

経験を積むことで、割り切ったり折り合いつけたりして生きていくことができるようにもなりますが、同時に、集団の中にいても「自分自身」を、せめて自分の中では大切にしていられたらいいなということがひとつ。

その時にはきっと、アサーティブの12の権利の
「1.私には日常的な役割にとらわれることなく、ひとりの人間として、自分の要求をはっきりと伝え、自分のための優先順位を決める権利がある」や

「11.私には、まわりの人からの評価に頼ることなく、人と接する権利がある」

なんかが後ろ盾になるんじゃないかな。

2つ目は、そのズレを小さくしたり、なくしたりすることに、アサーティブは役立つ!ってこと。

「アサーティブとは?」という質問にアン・ディクソン氏が答えた「自分自身に真実であること」とは、どこにいても誰といても、自分自身そのものであること(もちろん相手の権利を侵害しないで)。
そしてアサーティブは精神論だけでなく、スキルがあることが超現実的。ティーエイジャーの時代に「自分自身でいること」は結構ハードル高いけれど、でも、大人たちにはぜひぜひ挑戦してほしいな。

3点目、「集団の中の役割を演じる自分」ではない、「The I」でいられる他者や場をもっておくといいかも。

身近にそういう人がいたり、場があったりするととってもいいし、今思い当たる他者や場がない方には、アサーティブ・カフェをおすすめしたいです。東京と大阪で定期的に開かれているアサーティブ・カフェは、そういう場になっている模様!!!
(静岡でも3ヶ月に一度開催してます。AJ認定講師の講座をご覧くださいね)

バスの中、少人数になった時に、しみじみ語りあっていた彼らが、とっても頼もしくて、集団で傍若無人に振る舞っていた時より、ずっと強くみえました。

不安やさみしさを隠して横柄にふるまうより、不安やさみしさを認め、助けを乞うことの強さ!!!いろいろ考えた映画でしたよ。

映画「ウィ・アンド・アイ」公式サイト

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