2014/3/25 気もちを伝える

カチンときたとき、自分なりのアサーティブ

子育ても落ち着いてきた今日この頃、自分の力を役立てたいと思い、ボランティア活動をはじめて数ヶ月。

実際にやってみると、慣れないせいか活動内容もハードだし、人間関係も意外に大変だった。
家でそんなグチをこぼすと、夫が一言。

「それならやめればいいじゃん。好きでやっているんでしょ!?」

正直、カチン!ときて、即座に言い返したくなった。
アサーティブトレーニングを受けてなかったら、いつものように攻撃的に応戦したと思う。
「じゃあ、あなたも会社のグチ、もう一切言わないでよ!」なんてね。

でもアサーティブで学んだ、「カチンときたらひと呼吸おいてクールダウンしてみる。そして本当に伝えたいことを考えてみる」というのをやってみた。
私にとってはその「ひと呼吸」がすごく長く感じたけど、でもたぶん10秒くらいの間。

「うーん、たしかに好きでやっているのはそうなんだよね。
好きだからがんばってやっているつもりなんだけどさ。
だけど予想以上に辛いこともあってさあ...」

そこまで言ったら、なぜかじわっと涙が出そうになった。
「だから、ちょっとぼやきたかったんだ。余裕があったら今度聴いてね」
それだけ伝えた。

彼もびっくりして「ごめんごめんー。そんな深刻だって思わなかったからさ」と謝ってくれた。
素直に自分の気持ちを伝えるって、ひょっとしたらこういうことだったのかもしれないなって思った。