2014/6/10 率直に頼む

仕事丸投げな先輩に対して

職場の先輩のことでほとほとまいっていた。
とにかく先輩の仕事の段取りが悪くて、提出しなければいけない書類を締切当日になって「手伝ってよ」「この部分をやってよ」とほぼ丸投げで頼んでくるのだ。

たしかにその先輩は仕事をたくさん抱えていてオーバーフローしているようにも思えるので手伝うことが多いのだか、その日は「これ、やっておいて」と一言だけ言って会議へと向かっていった。

「えー、そんなあ...」自分としては、頼まれた書類の内容を見ても何がなんだかわからない。
同僚と2人で過去の経緯を記憶でたどったり、他の資料を探したりして、時間をかけてなんとか完成させたが、これからもこんなことが繰り返されるのかと考えると先が思いやられる。

それに、もし自分が手伝った部分にミスや不十分な箇所があったりしたら、先輩にも職場全体にも迷惑をかけてしまう。
そう思って、先輩にきちんと伝えなければと思った。

アサーティブトレーニングで習ったことを思い出し、まずが起きている事実と、自分が困っていることや懸念していること(感情)、そして今後どうしてほしいか(要望)を自分の中でまとめる作業から始めてみた。

その結果わかってきたのは、先輩の仕事を手伝うこと自体はOKであること(自分も勉強になることが多いし)、しかし手伝う内容についての詳細な説明や資料も一緒に渡していただきたいということ(資料を探したりやり方を調べるのにとにかく時間がかかってしまうのだ!)。
そうしてもらえたら、ミスも防げるし時間短縮もできる。

自分の要望が明確になってきたら、気持ちもすごくらくになった。
先輩の余裕がありそうなときに、一度話をしてみるつもりだ。