2009/5/12 竹崎かずみ

乗りたいと思えるその日まで

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみ(きゃさりん)です。

私は大のスポーツ好きです。スポーツ歴は小学校時代にスタートし、剣道・水泳、成人してからは、スキー・ウインドサーフィン・エアロビクス、妊娠時代もマタニティビクス(妊婦対象のエアロビクス)・マタニティスイミング、出産後は空手や筋トレ等など。今思い出しても、手当たり次第といいましょうか...。まあここは、ポジティブにとらえていただいて、好奇心旺盛ということにさせていただきます。

そんな私ですが、苦手なスポーツがあります。それは自転車に乗ること。前回の六波羅(ろくちゃん)同様、私も苦手になった理由を思い出してみました。

1.苦行
昔、小学校3年生までに自転車に乗れないと一生乗れないという、言い伝えがあった。
当時2年生の私はその言い伝えを信じ、その年の夏休みに必死に練習した。補助輪付きの自転車などはなかったので、どんな練習方法かというと、友人が後ろから勢いよく自転車を押し、私がこぎ始めたら友人が急に手を離し、そして転ぶ、というかなりの荒行!私にとって自転車に乗ることはスタートから苦行であった。

2.痛い経験
乗り始めてから、雨上がりの砂利道で、車道と歩道の境目で、または下り坂でと転び、数え切れないほど痛い経験をしている。特に車道から歩道に移動する時、たいして高さもないのに、乗り越えられず、横滑りし転んだ経験はかなりのインパクトで記憶に残っている。友人からのアドバイスで、「恐怖体験は乗り越えなくちゃ!」と励まされ、練習しようと試みたが、練習場所を探している時点で挫折した。

3.がっかりな体験
5段ギアのマウンテンバイクに乗っているにもかかわらず、ほぼ毎回、赤ちゃんを乗せたママチャリや、子どもにぐんぐん抜かれていた。能力以上のものを購入してしまったので、間違ったギアチェンジをし、回転数は早いのに、スピードがとてつもなく遅かった。完全に宝のもちくされだった。

こうして理由を書いてみたおかげで、ある決断ができました。「自転車に乗る計画」は思い切ってすっぱり中止してみよう(あれれ?)。「やめる」と決めるのもこれまたアサーティブネスの極意なり!(勝手に作りました)。今までは「乗ってみたい」のではなく、立派な自転車に申し訳ないという罪悪感から「乗らねば」と思っていたかもしれません。「乗らなくては」ではなく「乗りたい」と思える日がきたら、再度チャレンジしてみることにしまーす。