2011/9/29 講座の報告

大学の授業でアサーティブ!

すっかり秋めいてきましたね。
みなさまお元気ですか?

先日、大学の福祉科の一年生にアサーティブの授業をおこなってきました。
みっちり2日間一緒に過ごし、ロールプレイまでしっかり取り組むコースです。
学生さんの瞳のまっすぐなこと! きらきらした目で一生懸命授業に取り組んでくれました。

授業後のアンケートからいくつか抜粋してご紹介いたします。

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●ちょくちょく面白くて本当に楽しかったし、アサーティブというのをわかりやすく理解できたので良かったです。先生のアドバイスや言葉にハッ!と気づかされたこともあったし、なぜか感動しちゃいました! 親や兄弟にドッカンではなく、素直になって本当の気持ちを伝えていきたいと思います。

●7月に始めたばかりのバイト先でたくさん活用したいです。今までは「新人」という立場でオロオロばかりしていて、先輩方をイライラさせていたと思うので、今日からは自分も相手も尊重しながら行動したいと思います。精神のすり減りが減るんじゃないかと思って嬉しいです。

●最初は2日間なんて長くてイヤだなと思っていたのですが、講義が本当に楽しくてあっという間に終わってしまいました。今まで話したことのない他のクラスの子たちとも仲良くなることができてこの2日間は充実していました! 先生の体験談も聞くことができて、こんな大切なことを話して教えてくれるんだ...と一人で勝手に心を開いていました。人生の先輩である先生から体験を通じて学んだアサーティブを教えてもらって本当によかったです。ありがとうございました!

●この2日間ありがとうございました。私が話しているときや他の人が話しているとき、ずっと目を見て聞いてくれたことがすごく嬉しかったです。グループで話し合っているときも的確なアドバイスをくれて納得した場面がたくさんあります。2日間とても楽しかったです。先生、ほんとうにありがとう!

●コミュニケーションパターンを知ることによって自分の苦手とするものに気づけました。最後にグループになってお互いをほめあったとき、友だちから言われた褒め言葉から自分の良いところを知ることができました。何よりも自分が話しをしているときに、先生や友だちが目を見てまじめに聞いてくれたことが嬉しかったです。私も相手の話しにしっかり耳を傾けていきたいです。

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印象的だったのは、何人もの生徒が「目を見てくれて話しを聞いてくれたのが嬉しかった」と書いていたことです。

日頃あまり周りの大人は目を見て話してくれないそうです。
ちいさなことですが、「目を見る」ことから年齢のちがいを超えて対等に向き合うことができるのかもしれませんね。