2014/10/1 トレーナー養成講座のご報告

トレーナー修行、悪戦苦闘?しながらも前に進んでいます

今年7月からスタートしたアサーティブトレーナー養成講座も、はや中盤戦。
8月に第2回、9月に第3回講座を終え、トレーナーになるための勉強や実践の日々が続いています。

今回はそんな養成講座の様々なシーンをお届けいたします。


↓まずは、場の雰囲気を一瞬で変えるアイスブレーキングの演習。

DSCF8026.JPG


↓具体事例を使ってのプレゼンテーション演習。

DSCF8060.JPG


↓人権尊重に基づいたアサーティブの考え方について、レクチャー&ディスカッション。

DSCF8040.JPG


↓ファシリテーターとは何なのか? グループで熱いディスカッション。

DSCF8045.JPG


DSCF8047.JPG


そして第三回講座の最大の目玉は、先輩トレーナーたちによるゲストトークでした。


アサーティブの伝え手として、また社会の様々な問題を解決するために活動する先輩として、その体験を様々な視点からお話ししていただきました。


ゲストトークのトップバッターは、アサーティブジャパンの監事である山内明子さん。

女性であり管理職であることの葛藤とどのようにつきあってきたか。そして組織上の上下関係と、一人の人間として他者と対等であることのバランスをとる際に苦労したこと、アサーティブの考え方をどのように活かしてきたか、お話をうかがいました。

DSCF8053.JPG


二番目のゲストは、アサーティブジャパン理事でありトレーナーとしても活躍している大井健司さん。

企業の一社員として、また子育てする父親としてアサーティブをいかに活用してきたか。
また男性としての「ねばならない」という役割意識にどう取り組んできたのかについて、お話していただきました。

DSCF8055.JPG


最後のゲストは、平井みゆきさん。

身体に障がいを持つ当事者であり、かつ仕事としては障がい者を支援する立場でもある平井さんには、自分自身がその立場によって上下関係が上になったり下になったりする経験の中で、人と人とが対等にかかわりあうことの難しさと、それでもそこにチャレンジし続けている体験をお話ししていただきました。

DSCF8057.JPG


ゲスト三名の方のお話から、アサーティブの考え方を単に個人のコミュニケーションスキルの問題ではなく、社会とのかかわりの中で考えること。そして社会的な課題をも変えていく勇気が必要であることをあらためて認識しました。

トレーナー養成講座は残りあと3回。
受講生たちのチャレンジが続きます。