2009/9/18 竹崎かずみ

もの言わぬ小さな命のために

kyasa_cat.jpg我が家には、犬3匹 ・猫2匹・亀・鯉・めだか・ヤモリなど沢山のペットがいます。
今回はそのうちの猫2匹を紹介させて下さい。

5年前の夏、家族が生後まだ目も開いていなく、鳥につつかれたのか血だらけの捨て猫2匹を拾ってきました。
獣医さんの手当てや、家族による2時間おきの授乳の成果あってか、今や我が家の犬よりビッグに成長。(ちなみに犬種はチワワです)

茶色が空(くう)メス、グレーが海(かい)オスと申します。
少し成長したらどなたかにもらって頂く予定でした。
だってすでに我が家には、 犬が3匹もいるんですもの。
「犬が何故3匹も?ストーリー」はまたの機会にお伝えできれば...。

しかしそろそろ新飼い主探しでもと思っていた矢先に、ある問題が発生しました。
海が腎臓病になってしまったのです。多頭飼いのオスに多いらしく、
男性の獣医さんが力強くおっしゃいました。男性はとっても繊細なんです
病気の猫を貰ってもらうわけにもいかず「ならば空だけでもどなたかにぃ!」と心秘めていましたが、娘から涙の一言。
「双子を引き離すなんてかわいそう。海1匹になったらまたストレスで病気悪化するかも」
でたぁ! 必殺「母の愛を試す攻撃」

そんな訳でしっかりと我が家の一員となったのです。
獣医さんのおっしる通りとても繊細な海様は、何度も尿毒症を繰り返し入院なさり、
あげくに蜂にもさされショックをおこす。
はたまた胃液が強すぎるのだかなんだか、胃炎なども併発。
入院中には暴れて走り回って点滴が打てないので「お母さん押さえに来て下さーい!」のお呼びだし。彼の話題はつきませぬ。

いつもお世話になる獣医さんのドアにこんなフレーズが。
「もの言わぬ小さな命のために」
はい確かにこの言葉にはとても励まされます。
特にお会計の時。そして支払いの時に「もの言わぬ小さな命のためにカードでお願いします」と呟く母でありました。
しかし帰宅した家族を一番に出迎えてくれるのは彼ですし、手のかかる子ほどかわいいものです。今後も「もの言わぬ小さな命」のために頑張る予定です。はい!