2009/12/27 中野満知子

シクラメン

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の中野満知子(まちこちゃん)です。

普段思ってもいなかったことが、あることをきっかけにふっと意識に上ることがある。
先日テレビのニュースで、世界で初めてよい香りのするシクラメンができたと言っていた。
あぁそういえば「真綿色したシクラメンほど~」と色に関しては思いつくが、バラやすずらんなどのように香りは気にしことがなかったなあ、と改めて自宅にあったシクラメンに顔を近づけた
やはり匂いはない。そうなると世界初のシクラメンの芳香とはどんなものだろうと、好奇心が沸いてくる。

ところでこの花の和名は「豚の饅頭」というのをご存知だろうか?
昨年の冬に購入したシクラメンが初夏まで咲き続けた後、だんだん鉢の土が流れて、球根がその顔をのぞかせた。そのとき、なるほどこの形からついた名前だったのだと、疑問が解けたものだ。

クリスマスを前に、この時期花屋さんには大量にシクラメンの鉢が並ぶ。真っ赤もいいけどピンクも捨てがたい、そんなやこんなシクラメンのことを考えていたら思いがけなく、講演に行った先で、会場に飾られていたシクラメンの鉢をお土産にいただいた
今はミニが主流なのだとか。2色の可憐な花が、かがり火のように勢いよく咲いている。
そうもう一つこの花には和名があって、その名も篝火草(カガリビバナ)[出展ウィキぺディア] 

今年もまもなく暮れる。来年もまたこの花のように天に向かって可憐でありながら、情熱的に...上に向かって咲きたいものだと愛でている。


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