2010/3/5 竹崎かずみ

こころの掃除機

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみ(きゃさりん)です。

我が家では去年から今年に入りいろいろなものが壊れました。
フロ釜、乾燥機、時計、窓、掃除機、パソコン、プリンターなど。
あーなんだか、こうして思い出しているだけでも気分が重くなってまいりました。
(かたちあるものは壊れますなぁ、ふーと深いため息)

我が家は築15年なので、きっと寿命もあるのでしょうね。一番困ったのは、動物が5匹もいる我が家としては、修理したばかりの掃除機が再び全く吸わなくなってしまったことです。

我が家の掃除機は各部屋の床に差し込み口があり、そこにホースのみを差し込みます。
ゴミは床下の配管を通過し、一箇所のダストボックスに集まるというしくみ。
なので壊れたからといって簡単には新品を買い換えられません。(涙・涙)

「修理したはずなのに?、なんでまた?」とがっかりし、早速修理依頼の電話をしました。電話口での担当者からの返事は「まず今、床の差込口に別の掃除機をあて、吸ってみてください。」でした。えー、掃除機で掃除機を吸う???と思いながらも、幸い大昔に購入した掃除機があったので、試してみました。
「ズボォー!!!」という大きな音とともに、何かが吸い込まれ、一瞬であっさりと全く吸わなかった掃除機が直ったのです。

そして「毎日使用していると、年数が経つにつれてホースにゴミが詰まりやすくなるんです。時々、別の掃除機で吸ってやって下さいね。人間のストレスと一緒ですわ。わっははは!」と担当者の一言。「えーー、そんな簡単なことなら最初からその方法教えといてよ!」と怒りも感じましたが、あまりにあっさりさわやかにおっしゃったので、私もつい笑って電話を切りました

そして本当に掃除機でストレスが吸えれば、どんなにかいいのに。でもストレスを吸える掃除機はないけれど、アサーティブネスが、その掃除機の代わりをしているのかも?なんてふと思ったひと時でした。かたちあるものは壊れていくけれど、こころは壊したくないですよね。

みなさんも是非、あまりストレスを溜めない方法、もしくは溜まった時の対処方をお持ち下さいませ。こころが壊れてしまわないように。