2010/8/17 竹崎かずみ

両親への感謝

こんにちは。アサーティブジャパン専属講師の竹崎かずみ(きゃさりん)です。
010806_kya_flower.jpg今回は少し、しんみり系の話にお付き合い下さいませ。

一昨年に父が他界し、去年母が父を追うようにして旅立ちました。
「自分のもとから親が去ることってどんな気持ちなんだろう?」
友人の親御さんの訃報を聞くたびにふと思う疑問でした。

その時がくればわかるのではと思っていましたが、私の場合実感がわくまでには、時間が必要でした。

そして時間が経過するほどに、両親がもうわたしのそばにいないことを感じるこのごろです。

つい先日もこんなことがありました。
生前の母のジャケットを着た時にポケットから、ティツシュ、パリっとアイロンのかけてあるハンカチ、あめ、小さなメモ用紙が出てきたのです。

あめが大好きだった母、おしゃれでいつもハンカチにはアイロンをかけていた母、
そしてメモには「かずみ(私の名前)に電話する」と書かれていました。

こころに「ぽおぅ~」と「ろうそくのほのう」がともったようでした。
そしてそんな時、ふっと実感します。
親がもういないということを。

いつか私もこの世の修行を終え、両親のもとに旅立つ日を迎えます。
「人間は何故生きて死んでいくのか?」なんてあまりにも大きすぎてわからないけど、
本当にこの世から旅立つことを身近な人で体験し、人生の大切さをことあるごとに考えさせられる日々です。

「生きていることへの感謝」
最後にもらった両親からの大きなプレゼントです。
「お父さん、お母さん、サンキュウ!」

そんな私の声を聞き、あの世できっと「まだまだ修行がたりんぞ!」と微笑んでるはずでしょう!