2010/4/23 気もちを伝える

いやいや聞いてきたけれど・・・

疲れて休んでいるときに限って母が話しかけてくる。

「若いのにごろごろしてるなんて・・・」
「疲れたなんて若い者の言うことじゃないよ」
「少しはかあさんの気持ちも汲んでよ」
「私が若かったころは?」

ととめどがない。

一応は「ふんふん」と聞く振りしながら、心のなかでは「あ、また昔の話だ?いやだなあ、早く終わんないかなあ」って思ってた。

けど、いやいや聞くのって自分にも相手にもウソをついてるし、これってアサーティブで言うところの"誠実"じゃないよなあと、気を取り直し、言ってみた。

「かあさん、かあさんの昔の話、どんなに苦労して私を育ててくれたのか、ちゃんと聴きたいと思ってるよ。でもさ、職場でいろいろあって、いっぱいいっぱいなんだ。今は少し頭の中空っぽにしときたいの。元気になったらきっとちゃんと聴くからね」

まっすぐ母の顔見て言ってみた。
母は何も言わなかったけど、夜食におにぎりと味噌汁作っておいてくれた。