2011/4/7 怒りの感情

妻と母との板ばさみ

子どもと妻との三人家族だったのが、事情があって自分の母が加わって暮らすようになってはや3年。
日々同居している母と妻との間に板ばさみ状態の自分である。
・・・正直つらい。
何がつらいって、両方から両方の愚痴と悪口をきかされるのだ。

妻からは「あなたのお母さんから子どものしつけについていちいち文句つけられてるのよ。私の気持ちもわかってよ!余計な口出ししないでほしいってあなたから言っておいて!!」と泣かれ、母からは「○子さん(妻の名前)、どうしてあんなにだらしないの?私我慢の限界よ」と怒られ、そのたびに「まあまあ」となだめたり、「じゃあ俺から言っとくから」とごまかして結局何も手を打たなかったり。

そんな俺も、もう限界である。最近はだんだん家に帰りたくなくなってきた。
しかしそんなわけにもいかないし・・・。
とりあえず、そんな自分のぐちゃぐちゃした気持ちに名前を付けてみることにした。

最近では、妻に対しても母に対しても、「怒り」としかいいようのない気持ちが続いていた(二人とも勝手なことばかりいいやがって、いいかげんにしろよ!みたいな)。
しかし、自分の気持ちを落ち着いてよーく観察してみると、妻に対しては「母との同居のことで苦労をかけて、心苦しい」という気持ち。母に対しては「板ばさみになっていて、どうしたらいいかわからなくて、正直困っている」という気持ち。

そんなふうに自分の気持ちを「仕分け」すると、少し冷静になってきた。
そうか。自分は心苦しくて、そして困っていたんだ。
それを本人たちに伝えるかどうかはとりあえず置いておいて、とにかく誰かに助けを求めよう。

相談しよう。

「男らしくない」とか思われてもいいじゃないか。
さて、誰に、どのように相談しようかな?
そう思えた段階で、心の重荷は半分になっていた。