2015/6/25 気もちを伝える

場の空気に流されそうになったけど

参加しているボランティアの会でのこと。
そこの会長と事務局長(いわばトップ2)がこの3月で退任することになった。

これまでこの会の進め方には内部からも外部からもいろいろと批判があって、この2人に関しては陰で悪口を言っている人がけっこういた。
私がかかわったのはここ1〜2年ほどだけど、この2人については「問題だなあ」と感じる言動が何回もあり、かなり批判的に見ていたことは確か。
でもまあ、まわりの空気を読んで、何も言わずに周囲に合わせてきたところでの今回の会長と事務局長の退任。
内心、ほっとして喜んでいる会員さんは多かったんじゃないかな(まあ自分もだけど)。

さて退任のセレモニーで二人の最後の挨拶が終わった後、一瞬シーンとなって微妙な感じになったのだ。

まあいろいろ批判はあったし、そりゃあ完璧な会長さんたちではなかったけど、それでも責任ある立場を長年務めてくれたことには感謝を表したいなと、その時私は思ったのだ。

でもねえ。

新参者の私が何かをいうのは差し出がましいしあとあと面倒くさいかも・・・と、いつものように場の空気に合わせようかな、とも思ったんだけど、いや、やはりここは自分に誠実に正直であろうと思い直した。
(↑この瞬間、けっこう葛藤した...苦笑)

お二人の挨拶後に会場がシーンとするなか、おもむろに
「お疲れ様でしたー。ありがとうございました」
と言って拍手を送った。

すると一斉に「お疲れさまでした」の声があちこちからあがり、拍手が起こった。

うん、やっぱりこういうチームのほうがいいな。
言うことをあきらめないでよかった。