2015/9/30 怒りの感情

イライラの感情は、自分への警告サイン

今日も気がついたら眉間にしわが寄っている。
トイレで鏡を見たら、顔にイライラが出ていてものすごい形相の自分に、さすがに「ヤバい」と思った。
そのときはじめて「私はけっこうイライラしている」と、自分の感情に気づいたのだ。

山積みの書類にイライラ。
まわりのスタッフの声の大きさにイライラ。
頼んだ仕事がなかなかあがってこなくてまたイライライラ...o(`ω´*)o

そのたびに
「なんでこんなに仕事が多いの?仕事を断れない上司のせいだわ」
「なんでまわりに配慮しないスタッフばかりなの?迷惑だわ」
「なんで期限守れないかなー!責任感なし!?」
と、まわりや相手を心の中で責めては自分のイライラに自分で油を注いでいた。

イライラの積み重ねってドラムの音によく似てる。
どんどん音が大きくなってきたら危険信号。
だからイライラのドラム音が小さいうちに、頭にのぼった血を下げておくほうがいい。
ちょっと席を外して鏡を見たり、お昼は外に食べに行ったり、少しだけ立ち上がって同僚の雑談に加わったり。

頭に血が上ったままだと、相手を責める思考に拍車がかかる。
しかし、いったんクールダウンして落ち着いてみれば、起きている問題に対しての自分の責任が見えてくる。
そうすると不思議なことに「問題は何か/自分にできることは何か/誰に何をお願いしたいのか」、そんなことを建設的に考えることができる。

イライラの感情を瞬時に消すことはできないけど、でもそれは自分が「そのままのやり方じゃダメだよ。別のやり方や考え方にシフトすることが必要だよ!」という警告のサインなんだ。

今日も仕事中にサインが出るだろう。
そのサインを受け取れる自分でいたいもんだとあらためて感じた。