2016/5/17 伝えるときのポイント

完全無視の相手にアサーティブしたんだけど

仕事帰りの疲れた体を引きずって乗った電車でのこと。

席はかなりのスカスカ状態で、目の前に座っている女性の右横に、一人分とまではいかないが、かなりのスペースがある。

ネッチー(作為的)の技を使って、ガン見して「少しずれてなさいよ!」というオーラを出すことも出来るけど、やはりここは「アサーティブ」の出番!

勇気を出して「すみません、少しずれていただけますか?」と言ってみたが、
その女性、スマホから目を離さず完全無視。
『あれ?イヤホンしてるのかな?』と思い、女性の耳元を確認したけど、
『イヤホンしてない~。(汗)』

ここはアサーティブのポイントを思い出し、あきらめずにもう一度繰り返してみようと思い直した。
嫌味にならないように、語尾まではっきりと。
「すみません、あと10センチくらい右によっていただけると、助かるんですけど」

その女性、無言で顔も上げずに右にずれてはくれた。
「ありがとうございます」とお礼を言ったが、またまた全く無反応のままスマホを操作している。

とりあえず場所を空けてくれたことに感謝して座ってはみたものの、腹も立つし居心地が悪い。一瞬にらんでやろうかとも思ったけど、せっかくアサーティブな対応をしたのに、それでは嫌味な復讐になってしまいそうなので止めておいた。

そして、相手の態度がどうであれ、巻き込まれずに誠実な行動をとれた自分をほめることにした。
アサーティブを学んで実行した自分に拍手!