2019/3/22 率直に頼む

悩んだ時ほど「ここはアサーティブでしょ」

うちの会社では、毎週金曜の朝は出勤してすぐ15分程度、全員で営業所の前の道のゴミ拾いをするのが恒例行事となっている。

「とにかく全員参加」が基本の重要行事なのだ。

 

ところが今朝会社に着くと、机の上に「朝一番で○○さんに電話して××の対応をしてください」とのメモがあった。

「朝一番」のところに赤線も引いてある。

 

うーん…困ったなあ。今日はゴミ拾いの日。

実は前の週、ゴミ拾いをしないで自分の仕事をしていた同僚Aさんのことを「あいつは、自分の仕事しかしないな」と課長がぶつぶつ言ってた。

なにせゴミ拾いはわが事業所にとって、全員が必須参加の重要??行事なのだ。

 

ゴミ拾いに参加しないで電話なんかしてたら、即「協力しないマイペースなヤツ」なんてレッテル貼られそう。

かといってこんなことでいちいち許可をとりにいくのもなあ、なんか言われるだろうしなあ。課長がめんどくさいからゴミ拾い行くかなあ。電話はあとでいいかなあ。でもなあ。etc…

 

なんてごちゃごちゃと脳内でひとり会議をしていたが、

「いや、ここはアサーティブでしょ」

という天からのツッコミの声が…(笑)

 

 

どうしたら丸く収まるかとか、誰にどう思われるかというところから行動してしまうのがいつもの自分の悪いクセだ。

ここはグッとアサーティブな考えにシフトして、「自分がどうしたいか」からスタートしよう、と決めた。

 

そういうわけで、アサーティブを意識して、速攻で課長に話しかけた。

 

「課長、実はこの案件で、自分としては朝イチで対応したいと思っています。

申し訳ないのですが、今朝はゴミ拾いをパスさせてもらってよろしいでしょうか。

終わり次第合流します」

 

短く簡潔に、率直に、とアサーティブを意識して伝えてみたら、結果、あっさりOK。

なんだか拍子抜けするほど。

 

以前の自分だったら「ゴミ拾い、あとで参加とかダメですかねぇ…」とか、「お客様に電話しなきゃだなあ~、どうしようかなあ…」なんて聞こえるようにつぶやいたりして、逆に課長をイライラさせていたかもしれない。

 

悩んだときほど、「ここはアサーティブでしょ」

このツッコミの声は、まだまだ自分に必要みたいです。